健康という分野で幅広い活用が期待されているメディカルフィットネスの推進において第一人者である筑波大学体育系教授の田中喜代次先生が、姿勢セラピストの小山きくこ氏とともに行った講演をご紹介いたします。
〜姿勢と競技パフォーマンス〜
小山 きくこ
中央労働災害防止協会/ヘルスケアトレーナー
一般社団法人日本姿勢科学学会/姿勢セラピスト
佛教大学/体育講師
京都造形芸術大学/体育講師
立命館宇治中学校/陸上競技部コーチ
現代のジュニアスポーツ選手は、様々な環境の変化や生活の習慣による「姿勢のゆがみ」がある中でトレーニングに励んでいます。「正しい姿勢」に戻す手技療法をトレーニングに取り入れることで、本来持っている能力を引き出し、怪我なくトレーニングを積む現場のご紹介をいたします。
〜未病、従病精神でフィットネスしよう
健幸華齢のために〜
田中 喜代次
日本メディカルフィットネス研究会/会長
筑波大学/体育系教授
ACSM評議員国際老年運動学会/理事(ISAPA)
日本体力医学会/理事
株式会社THF/代表取締役
寿命=健康期間+未病期間+病気期間。
健康か病気かの二者択一ではなく、未病というステージが存在することを福生先生が提唱されています。
また、生理的老化か病的老化かの区別にかかわらず、「老いる=病気らしきものが身体に宿る」ものです。従病(しょうびょう)の精神を抱きながらも、長寿を全うできることを祈願し、フィットネスに勤しむことが肝要と考えます。